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「新郎らしさ」「新婦らしさ」を超えて考える二人らしい結婚式のかたち
結婚式には、ウェディングロードや両親への手紙、ウェルカムスピーチなど、長く親しまれてきた演出があります。
一方で最近は、性別による役割にとらわれず、「二人らしさ」を大切にした結婚式を選ぶカップルもいるようです。
(※2025年11月4日の朝日新聞の記事を参考にしています)
違和感から始まった「自分たちの結婚式」
千葉県の会社員・斎木萌子さんは、知人の結婚式に参列した際、新婦が父親から新郎へ引き渡されるように見える演出に違和感を覚えました。
さらに、披露宴の終盤で両親への手紙を読むまで、新婦が言葉を発する機会がなかったことにも疑問を感じたといいます。
結婚式では定番の進行を自然に受け入れてしまいがちですが、「なぜこの役割は新郎なのか」「なぜ新婦だけなのか」と考えてみると、意外と明確な理由がないものもありそうです。
大切な一日だからこそ、二人が納得できる内容を選ぶことが一番なのだと感じます。
二人で歩き、二人で感謝を伝える
萌子さんは昨年10月、夫の孝平さんと都内で人前結婚式を挙げました。
ウェディングロードは二人で手をつないで歩き、壇上近くで待つ双方の両親へ、二人から感謝の言葉を伝えました。
披露宴でも、一般的には新郎が担当することの多いウェルカムスピーチや謝辞を二人で行いました。
そこには、お互いに自立した関係であることを結婚式でも表現したいという思いがあったそうです。
プロポーズから結婚準備、当日の記念写真まで、二人で一緒に歩んできたことが伝わる演出は、本人たちにとっても思い出深いものになりそうです。
感謝を伝える役割にも性別は関係ない
大阪市内で挙式した山根魁斗さんと琳加さんも、結婚式の「定番」に変化を加えました。
両親への手紙というと新婦が読むイメージがありますが、魁斗さんも自分の両親への感謝を手紙にして伝えました。
「感謝の気持ちを伝えるのに、性別は関係ない」という魁斗さんの考えには、共感する人も多いのではないでしょうか。
結婚式だけでなく二次会やウェディングパーティーでも、「新郎だから」「新婦だから」と役割を決めるのではなく、二人が伝えたいことを基準に内容を考えるのも素敵だと思います。
写真にも残る「二人らしさ」を大切に
結婚式では、指輪の交換や入場、家族への感謝など、さまざまな瞬間が記念写真として残ります。
だからこそ、写真を後から見返したときに「自分たちらしい式だった」と思えることも大切ではないでしょうか。
もちろん、昔からの演出が好きなら、そのスタイルを選ぶことも二人らしさの一つです。
大切なのは、定番だから採用する、時代に合わないから避けると決めつけるのではなく、二人で話し合って選択することだと思います。
結婚式や二次会を準備する時間そのものが、これからどんな夫婦になりたいのかを考える機会にもなりそうです。


























