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自分たちらしい生き方をするために…DINKSという選択肢
結婚を控え、「これからどんな家庭を築いていこう?」と話し合う中で、最近注目されているのが“DINKS”という生き方。
DINKSとは、「Double Income, No Kids(共働き・子どもなし)」の略で、「夫婦ふたりでの人生を大切にしたい」「子どもを持たない選択もひとつの幸せ」と考えるカップルが選んでいるライフスタイルです。
そんなDINKSのメリットとデメリットを客観的に整理しながら、「自分たちらしい幸せ」のヒントをご紹介します。
DINKSってなに?
DINKSは、「あえて子どもを持たない」ことを前提としたライフスタイルです。
その理由はさまざま。
・キャリアや夢を優先したい
・経済的な負担を減らしたい
・自由な時間を大切にしたい
・子どもを持たないことに価値を感じている
どれも“間違い”ではありません。大切なのは、「周囲にどう思われるか」ではなく、ふたりが納得できる未来を描けるかどうかです。
DINKSのメリット
・経済的に安定しやすい
共働きで収入が2人分あるため、生活費や将来の資産形成に余裕が持てます。
・時間やライフスタイルの自由度が高い
旅行や趣味、学び直しなど、ふたりの時間を思いきり楽しめます。
・お互いのキャリアを尊重しやすい
仕事と家庭のバランスを“夫婦で支え合う”形にしやすく、無理のない分担が可能です。
・シンプルな生活設計ができる
教育資金や子育てにかかる時間・労力が不要な分、将来のライフプランが立てやすくなります。
DINKSのデメリット・注意点
・将来の孤独感・老後のサポート不安
子どもがいない分、老後のサポートや万一の備えは自分たちで準備する必要があります。
・周囲の理解が得られにくい場面も
「子どもはまだ?」「寂しくない?」など、悪気のない言葉に傷つくことも。
・パートナーとの関係に対する責任がより重くなる
子育てという共通目標がないぶん、夫婦間の絆が日々のコミュニケーションで深まるよう意識が必要です。
・将来の気持ちの変化にどう対応するか
今は「子どもはいらない」と思っていても、ライフステージが変われば気持ちも変わることがあります。柔軟に話し合える関係性を築いておくことが大切です。
大切なのは「ふたりで決めること」
DINKSは、誰かに決められるものではありません。大切なのは、「どんな未来をふたりで歩んでいきたいか」を素直に話し合い、納得して選ぶこと。
どんな選択にもメリット・デメリットはあるもの。子どもがいてもいなくても、夫婦の在り方に“正解”はありません。
他人の価値観に振り回されず、ふたりで納得して選ぶ未来こそが、もっとも幸せといえるでしょう。